犬の気持ちに寄り添ったトレーニングを!

ドッグトレーナー岡元です。

動画はチワワのメルちゃんの、おいで&マットに乗る練習の様子です。

マットはこの日が初練習だったのですが、楽しみながら挑戦してくれています。

ちょーキュート!!

マットは、以下の手順でトレーニングを進めています。

1.準備としてマットの上でオヤツを食べてもらうなどして、マットそのものを好きになってもらうことからスタート。

2.自発的にマットに乗るようになってから、狭めの場所で練習。

3.場所を変えたり、マットまでの距離を伸ばしたりして練習・・・といった感じです。

ちなみに一番最初にマットを渡した時は、とにかくマットをかじっていました。

しかし「マット=上に乗ったらイイコトがある場所」と認識を変えてもらうことで、かじりたい欲より乗りたい欲を高めることができています。

マットに乗るチワワのメルちゃん

ところで好きな場所や物を作ってあげるのは、大切なんですよ!

たとえばメルちゃんは、キャリーバッグも自分から飛び込むくらい大好きにしてあげています。

それが早速役立ったそうです。

初トリミングの時、怖がってお店のケージに入りたがらなかったのですが、キャリーバッグなら安心して入り、落ち着いていたとのこと。

いやー練習しておいて良かったね~!

犬をマットに「乗せる」、キャリーバッグに「入れる」ではなく、犬が自ら「乗る」「入る」。

自発性は本当に大事です。

そこに犬の意思が入っているからです。

無理に乗せよう、入れようとすると、マットもキャリーバッグも嫌いになりかねませんが、犬が自分でやりたがることなら嫌いになりません。

それどころか、上手に自発性を引き出してあげると、メルちゃんのように大好きになってくれます。

だからこそ、その場所や物が安心できる拠り所になったりするんですよね~。

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