犬の気持ちに寄り添ったトレーニングを!

ドッグトレーナー岡元です。

おとなしく抱っこされるチワワのメルちゃん

チワワのメルちゃん。

苦手だった抱っこも、抱っこ後にオヤツを与えて慣らす練習で、すんなりできるように!

でもできたからと言ってすぐ練習をやめてしまわず、しばらく続ける方が良いです。

まだ「できる」だけで、もしかしたら我慢してるだけかもしれませんからね。

なにかに慣らす時は、「できる」で止めずに可能ならば「大好き」まで持っていってあげるのが大切です。

我慢はいずれ限界がきますし、知らずにストレスをためてしまっているかもしれませんからね!

この日はキャリーバッグに入ってもらう練習もしました。

練習と言っても、最初にやるべきは、メルちゃんが気づいていないうちにキャリーの中に食べ物をいれるだけ。

あとはメルちゃんが自分で気づいて入るのを待つのみです。

この時は「ここにオヤツがあるよ」とか言っちゃダメ。

必ず犬自身が気づいて入るのを待ちましょう。

さらに食べ物をゲットできたときも、褒めなくて良いです。

犬が自発的に中に入るようにするためには、人が介入していると思わせない方が良いです。

もし人が介入しているとわかると、キャリーの中に入る前に「食べ物いれてよ」と言う子になってしまいかねません。

こっそり食べ物を入れてあげるのを繰り返すと、徐々に犬はその場所自体を好きになります。

好きな場所になったら、犬が自発的に中に入る頻度が上がります。

人が「ここに入って」とか「ハウス」とか合図をつけるのは、犬が自発的に中に入るようになってからの方が、圧倒的にスムーズです。

メルちゃん、しばらく待っていると、お鼻をくんくんしてキャリーの中の良い匂いに気づきました。

そして自らキャリーバッグの中に入り、食べ物ゲット!

やったね!!

誘導ばかりのトレーニングだと、犬が自分の頭で考える機会や、自発的に行動する機会を奪ってしまいます。

自分で考えて答えを出せるように環境を整えてあげると、犬の自発性を引き出せます。

また自らの行動の結果、良い結果が得られるので、自信を持たせてあげられるんです。

怖がりの子や、人に依存しがちな子ほど、自発性を発揮させてあげてほしいです。

犬って人が思っている以上に賢いし、自立心も育んであげられます。

「犬が自分で考えて行動できるようになる」ことに意識してしつけやトレーニングさせるのは、とっても大切なんですよ!

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ドッグトレーナーの岡元です。
大阪で出張型 犬のしつけ教室をしています。

犬の行動に人が介入しすぎると、
犬の自立心を潰したり、
自信が無い子になったりします。

すると分離不安といって
留守番できない子になっちゃうなど
様々な困った行動を引き起こす可能性も。

「自発性」を高めるように育ててあげて、
犬に自信をもたせたり
問題解決能力を伸ばすのは、
本当に大切なんですよ!