先日、高齢犬のセミナーに参加してきました。

その時知り合った動物看護師さんから、高齢犬の徘徊への対応方法をお聞きしました。

ご家庭でも活用できると感じたので、ご紹介します。

高齢犬の徘徊について

見ていられる間は良いけれど

高齢犬になると、徘徊を始める子がいます。

見ていられる間なら、危険な所に行かないよう注意してあげられます。

ですが、ずっと見ているのは難しいですよね?

放っておくと、家具の隙間に挟まったり、角にぶつかったりする可能性も。

中には、怪我してしまう子もいます。

無理に止めるより、安全な環境を

徘徊する犬を、無理に止めようとしてもうまくいきません。

それより安全な場所を与え、好きなだけ歩かせてあげる方が良いです。

つまり、隙間も角も無い環境を提供してあげると良いのです。

よく言われている対応の仕方は、サークル(柵)などで丸く囲んで、中に入れてあげること。

すると柵に沿って歩いてくれるので、安全です。

ところが動物看護師さんから聞いたのは、同じ方法でありながら、より楽かつ安全なものでした。

歩き続けても安全な環境づくり

看護師さんから聞いた、歩き続けても安全な環境づくりとは?

柵のかわりに、子供用ビニールプールを使う方法です。

愛犬のサイズに合わせて、円形の子供用プールを用意。

水を入れずに置き、その中に犬を入れてあげます。

確かにこれなら、隙間も角もありません。

しかも柔らかいので、安全です。

見ていられない時も、好きに歩かせてあげられます。

身近なもので工夫をして、穏やかな暮らしを

歩き続けて危ないからと、叱ってしまう飼い主さんもいます。

怪我させてはいけないと、愛情あってこそ。

または、介護疲れで思わず・・・かもしれません。

ですが本当は、これまでずーっと一緒に過ごしてくれた愛犬を叱りたくないですよね?

そんな時、今回のような方法もあると知って頂ければ。

愛犬に優しい、本当のあなたを取り戻せるかもしれません。

「人と犬の気持ちを大切に」がモットー!
ドッグトレーナー岡元です!

大阪で出張型 犬のしつけ教室をしています。
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