犬の気持ちに寄り添ったトレーニングを!

ドッグトレーナー岡元です。

ウィペットの子犬、ベルちゃん

前回に引き続き、ベルちゃんのお話です。

前回はトイレトレーニングについて書きましたが、今回は先住犬との関係についてです。

ビーグルのカブくん

この写真の子が先住犬のカブ君。

少し犬見知りですが、とても優しい男の子です。

およそ一年ほど前におトイレのご相談でご訪問させて頂いていました。

一年ぶりの再会でしたが、僕のことを覚えていてくれて、とても嬉しかったです。

今回のご相談は、ベルちゃんとカブ君の関係について。

先住犬にとって、後から迎えられた子は、不安の対象になりやすいんです。

だってこれまでは、大好きな飼い主さんの愛情は、先住犬一頭のものだったのですから。

人間の兄弟も、下の子ができたら上の子が寂しがったりしますよね?

それと同じです。

しかも大抵、小さな子犬はエネルギッシュに遊びたいのに対し、先住犬はゆっくりしたい場合も多いです。

いつまでも子犬に追い回されて、イライラがつのり、爆発する子も少なくありません。

こんなとき、小さな子にばかり目を奪われがちですが、必ず先住犬をいたわってあげてほしいです。

また二頭目を迎えたときは、先住犬に上手に紹介してあげて、第一印象から良くしてあげるのが大切です。

簡単に言うと、子犬がいるときほど先住犬に良いことが起きるようにするんです。

それと先住犬に無理させない!

それらに気をつけて頂ければ、先住犬が子犬を受け入れやすくなります。

ただし犬同士の相性は変えられませんので、二頭目を迎える際は慎重に考えて頂きたいです。

二頭目を迎えたいのは人間であり、犬ではないのだと、十分にご理解ください。

ベルちゃん&カブ君の飼い主さんには、こういった二頭の関係を作っていく上でのアドバイスを差し上げました。

すると数日後、少しずつ二頭の関係に良い変化があらわれ始めたそうです。

イイですね!!

焦らずこれから、二頭が一緒に過ごせる時間を、徐々に増やしていきましょうね!

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ドッグトレーナーの岡元です。
大阪で出張型 犬のしつけ教室をしています。

うちの子に遊び相手をつくってあげたい。
それって本当に犬が願っていることですか?
犬は、あなたとの関係があれば、
十分なのではないですか?

多頭飼いをしようとする際には、
その事について、よく考えて頂きたいです。

その上で多頭飼いをするというのなら、
十分に先住犬のケアをしてあげて下さいね。
先住犬への、後から迎えた子の
第一印象が大切ですよ!