お写真はトイプードルのうにちゃん。
6歳の女の子です。
お散歩中にずっと吠え続けてしまう・・・とのことでトレーニングに。
まず普段の様子を見せていただくと、周囲に吠える様子もあるのですが、吠えたあとにほぼ必ず、チラッと飼い主さんの顔を見る様子がありました。
また表情も、飼い主さんの方を見る時は笑顔です。
どうやら単に怖がって吠えているのではなく、飼い主さんにかまってほしくて吠えているようです。
おそらくこれまでに、吠えたら構ってもらえた経験を繰り返しているのではないか?と思われました。
おうちの中の様子を見せていただいても、やはり要求をしたいときに吠えている様子が見て取れました。
そこで、吠えている時に相手をするのではなく、吠える前に構ってあげたり、人からの合図でアクションを起こしてもらう練習をはじめました。
吠え以外のコミュニケーションの方法を教えていくための、第一ステップ、といったところです。
また例えば「いつでもおすわりができる」だけでも、吠えを止めるきっかけとして使えますし、冷静な気持ちを持たせる練習にもつなげられます。
うにちゃん、練習のかいあって、吠えずに飼い主さんの方を注目してくれたり、言うことを聞ける回数が増えてきました。
また2回目のトレーニングでは、「お外でパニック状態で一番激吠えしてしまう場所で、吠えずに冷静に飼い主さんの言うことを聞く」ことにも成功しました。
もちろん今のところは、静かな時間帯である等、いくつかの条件が揃っていないとうまくいきませんし、まだ数回の成功ではあります。
ですが全然できなかったことが、数回だけでもできるようになってきたのは、とても素晴らしいことです。
千里の道も一歩から、ですからね。
うにちゃんも飼い主さんも、とっても頑張ってくれています。
何年ものあいだ習慣づいていることなので、時間はかなりかかると思われますが、まずは吠えの緩和を目指して、焦らず一歩一歩できることを増やしていきたいと思います。
これからもよろしくね!
ちなみにこの子は同居犬のつぶちゃん。
二頭ともキュートですね!
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