
お写真はボーダーコリーとシベリアンハスキーのミックスの女の子。
生後6ヶ月のルナちゃんです。
興奮しがちで、いつも飛びついたりあまがみしたりで、どうすれば良いのか・・・とご相談頂きました。
これくらいの年齢だとまだまだやんちゃざかりなので、飛びつきや甘噛みはよくあること。
ですがいろいろなことを学習しやすい子犬のうちに、ちゃんとしたしつけや接し方ができなければ、将来大変なことになる可能性も。
早い段階でご相談頂けたのは、とてもありがたかったですね。
さてルナちゃんですが、初回のカウンセリングでお話を伺うと、少しばかり長い時間、構いすぎているように感じました。
もちろん犬を構ってあげるのは大切なのですが、やりすぎには注意。
例えば、人がいる間はずっと相手をしていたり、抱っこし続けたりして、一頭でゆっくりする時間が少ない子は、落ち着きをなくし興奮しがちな子に育っていきます。
また人がいないと不安になり、吠え続けたりパニックを起こして、お留守番できない子に育ってしまう場合も。
動物だって、一頭でゆっくりとリラックスする時間は必要です。
人間も、家族と一緒の時間も大切ですが、一人でいる時間もほしいですよね?
それに一頭でも平気で寝ていられる子に育ててあげるのは、人にも犬にも大切なことです。
人間社会で暮らす限り、犬が一頭になる時間はどうしてもでてきます。
そのたびに不安で鳴き叫んでしまうようでは、飼い主さんも困りますし、犬にもストレスが大きすぎます。
一頭でいられるようになるのは、愛犬のためでもあるんです。
ルナちゃんの飼い主さんには、ルナちゃんに一頭でリラックスできる時間をつくってあげてほしい、とお伝えしました。
もちろんずっと放っておくのではなく、「人と過ごす時間」と「一頭で過ごす時間」を、バランス良く経験させてあげるのが大切です。
カウンセリングでは、上記のようなお話のほかに接し方のアドバイスもして、しばらく様子を見ていただきました。
すると次にご訪問した際には、飼い主さんから「接し方って大切なんですね・・・」というお言葉が。
接し方を変えて頂くことで、ルナちゃんに少しずつ落ち着きが出てきたとのことでした。
そんなルナちゃんは、現在もトレーニングを楽しく継続中です。
教えておくと様々な場面で使える動作の練習や、リード装着、足拭きなどの普段の生活で必要なこと。
それに将来的に落ち着きをもたせるための接し方など、様々なことを学んで頂いています。
飼い主さんはとてもアイデア豊富な方で、こちらがお話したことを応用したり、ご自身で考えて、より良い接し方をいつも工夫しておられます。
そのおかげでルナちゃんも、できることや落ち着ける場面が、だんだんと増えています。
これからが楽しみです。
一緒にがんばろうね!!
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