「人と犬の気持ちを大切に」がモットー!
ドッグトレーナー岡元です!

犬のしつけや、困った行動の改善には、

飼育環境の整備やトレーニングが大切です。

しかし、もっと大切なことがあります。

 

それは、犬の基本的な欲求を

満たしてあげられているのか?

ということです。

 

 

犬の欲求?

犬の欲求には段階があります。

基礎的な欲求が満たされると

より高い段階の欲求が出てきます。

 

 

■第一段階

第一段階は「生きる欲求」。

通常、これはどの動物でも

一番基礎で、一番強い欲求です。

 

食べ物執着心を持ちやすいのは、

生きる欲求に直結するためです。

 

ぐっすり眠る犬

睡眠も生きるための欲求のひとつ

 

■第二段階

次に「安全に暮らす欲求」が出てきます。

これは第一段階の

生きる欲求とも関係が深いです。

 

野生動物と異なり、

家庭で飼われる犬たちは、

通常、この安全に暮らす欲求までは

満たされているはずです。

 

 

■第三段階

次は「楽しく暮らす欲求」です。

生き生きした犬

生き生きと暮らすためには楽しみも必要!

 

家庭犬に当てはめるなら、

飼い主さんと一緒にいられて、

コミュニケーションも取れており、

散歩などの運動や、遊びもしっかりできている

この欲求は満たされていると言えます。

 

「しっかりできている」のが重要なので、

一日5分だけ軽く遊んでいるとか、

家の中でフリーにしているだけでは、

運動も刺激も全く足りません。

 

身体的・精神的に健康であるために

必要な欲求とも言えます。

 

 

困った行動の改善は、これらの欲求が満たされているのが大前提

しつけや、困った行動の改善をしたいなら、

トレーニングより前に、

これら犬の欲求を

しっかり満たしてあげるべきです

 

 

「運動も遊びも足りていない!

 でも吠えや噛み付きをなおしたい!」

 

はたしてこれは、

犬の気持ちを考えてあげられていると

言えるでしょうか?

 

また、困った行動が直るように

感じるでしょうか?

 

 

人間だって、楽しみが無いと

ストレスがたまりますよね。

 

犬も同じなんです。

そして溜まったストレスのはけ口が、

むやみに吠え立てる、興奮する、

家具をかじる、人や犬に噛み付く、

といった困った行動に発展する場合も

珍しくないんです。

 

 

しつけも、困った行動の改善も、

犬の気持ちを考えた上で

行ってあげられる

素敵な飼い主さんを目指しましょう!

 

 

大阪で出張型 犬のしつけ教室をしています。

子犬のしつけ、困った行動の改善など

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