「人と犬の気持ちを大切に」がモットー!
ドッグトレーナー岡元です!

犬のしつけには根気が必要です。

 

言葉が通じるわけではありませんし、

人が犬にさせたいことの大半は、

犬の本能とは異なるものが多いからです。

困り顔の犬

でも、頭ではわかっていても、

やっぱり長くかかっていると、

「どうして覚えてくれないの?」と

落ち込んでしまうのも事実・・・。

 

そこで今日は、根負けせずに

やる気を継続できるコツを、

心理学の観点から、いくつかご紹介

したいと思います。

 

 

やる気・根気を続かせるには?

1.カレンダーに進歩したことを書き込む

カレンダー

進歩や改善したことを、

カレンダーや手帳に書き込みます。

 

しつけの進み具合が、目で見てわかるので

先に進んでいる実感が湧きます。

 

また、進捗が停滞気味になった際に

うまく進めていた時を振り返り、

モチベーションを立て直すのにも

役立ちます。

 

 

書き込む内容は、

例えばトイレのしつけなら

「初めてトイレシーツで排泄できた」

「自らトイレに向かう様子が見られた」

などです。

 

どんな小さな内容でも

書き込んでいくと、

たくさんの成功体験を

カレンダーに書き込めますので、

一層モチベーションが続きやすいです。

 

ちなみに、うまくできなかったことは

書かなくて良いです。

気持ちが下がってしまいますので。

 

 

2.自分へのご褒美

しつけのステップが進む毎

自分にご褒美をあげます。

 

自分へのご褒美は、

デパ地下スイーツでも良いですし、

思いっきり自分を褒める!

家族に褒めてもらう!でも構いません。

 

 

モチベーションアップはもちろんですが、

「小さな区切り」を意識できるのが

最大のポイントです。

 

ゴールだけが設定されているよりも

小さな区切りが細かくある方が

たくさん達成感を感じられるので、

やる気も続きやすいんです。

 

その結果、着実に前進できるため、

ゴールにも到達しやすくなります。

 

 

3.ほんの少しの前進も喜ぶ

赤ちゃんと犬

人間は、うまくいったことより

うまくいかなかったことに

目が行きやすい傾向があります。

 

また、日本人は気質的に、

素直に喜ぶのが苦手です。

 

そのため、犬のしつけも

少し進んだくらいでは、

「まだまだこれくらいじゃ・・・」

と思いがち。

 

でもそれ、脳の良くない癖なんです。

即刻やめましょう!!

 

 

良くないところばかり見たり、

しつけが前進しても素直に喜べないと、

モチベーションは下がる一方です。

 

ということは、逆に

良いところに注目して、

素直に喜べるなら、

モチベーションはぐんぐん

上げられるんです。

 

 

少しの前進を見つけて、

「すごい! やったね!

 さすが我が愛犬!!

 そしてさすが私!!俺!!」

と、わざとでも良いので喜びます。

 

それを繰り返していると、

脳も上向きの感情を受けて、

楽しさ・心地よさを感じる物質を分泌します。

 

すると、本当に嬉しく感じたり、

ポジティブになっていくんですね。

 

 

根気・やる気を続かせるには楽しむのが一番

どの方法にも共通しているのは

楽しみを見つけるということ。

楽しいことは、やる気も出るし

継続もできます。

 

使えそうなアイデアがあれば、

ぜひうまく取り込んで、

モチベーションアップと

根気の継続に役立てて下さいね!

 

 

大阪で出張型 犬のしつけ教室をしています。

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