「人と犬の気持ちを大切に」がモットー!
ドッグトレーナー岡元です!

さて本日は、

犬がどのようにして行動を覚えるのか?

についてです。

 

犬の行動は「学習理論」という

ややこしそうな理論で説明されています。

 

ガッツリ解説すると

んまあ~小難しい話になるのですが、

もし重要なポイントを

一言だけで表現するなら・・・

「犬は損得で行動を覚える」という

表現になります。

 

 

図解するとこんな感じです。

まずは「犬が得する場合」

お座りしたらオヤツをもらえたので、もっとおすわりするようになった。

お座りという声でお座りしてみた

→するとオヤツがもらえた!

→なのでもっとお座りするようになった!

 

ここでは「座る」という行動の結果、

「オヤツをもらえる」という

犬にとって得なことがおきています。

 

そうすると犬は、

もっと「座る」という

行動を繰り返すようになります。

褒めて行動を教えるしつけは、

これを利用しています。

 

 

つぎに「犬が損する場合」

木の実を食べたらまずかったので、もう食べなくなった。

見知らぬ木の実を食べた

→不味かった!

→もう食べなくなった。

 

今度は「木の実を食べる」という行動により

「不味かった」という

犬にとって損なことがおきています。

 

そうすると犬は、

木の実を食べる」という

行動をしないようになります。

 

 

これら損得に対する行動の変化は、

実は人間も同じ。

だって、食べて不味いと感じたものは、

もう食べたくないですよね?

 

 

つまりまとめると。

なにか行動を起こしたとき、

得なことが起きたら、

もっとその行動をするようになる!

 

損なことが起きたら、

その行動はしなくなっていく!

というわけです。

 

 

改めて言葉にすると、

当たり前かもしれませんね(汗)。

 

ですがこれを意識していると、

しつけをしたり、新たな行動を教える時に

役立てられますよ

 

 

大阪で出張型 犬のしつけ教室をしています。

子犬のしつけ、困った行動の改善など

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