人と犬の気持ちを大切に!がモットー!

ドッグトレーナー岡元です。

犬の困った行動は、ほとんどの場合ヒトが原因!?

「うちの子、興奮がひどくなってきて・・・」

「無駄吠えが増えてきて・・・」

「甘噛みが激しくなってきて・・・」

こんな時は要注意!

犬の困った行動が増えているときは、人が知らず知らずに何かしてしまっていることがとても多いです!

例えば、他の犬や人と遊びたくて大興奮しているときに、落ち着かせようと他の犬や人と遊ばせていませんか?

吠えているのを静かにさせようと、食べ物を与えてしまっていませんか?

甘噛みしているのに、遊んでしまっていませんか?

これらは、興奮・吠え・甘噛みを増やす原因です!

犬は自分の行動のあとに得な出来事が起きたら、その行動を学習する

犬は自分の行動のあとに起きたことが「得」ならその行動を覚えます。

例えば先程の例を見ると・・・

遊びたくて大興奮!→すると他の犬や人と遊ばせてもらえる。

オヤツが欲しくて吠え立てる!→すると食べ物がもらえる。

甘噛みして構ってアピール!→すると飼い主さんに構ってもらえる。

どれも犬の行動の後に、犬にとって得な出来事を起こしてしまっていますよね?

暴れて、吠えて、噛んだら良いことが起きるなら、そりゃもちろん、その行動を繰り返しますよね?

振り返ってみると、当たり前のことなんです。

もし犬の困った行動が増えている場合は、まずはその行動の後に何か犬にとって得なことが起きていないか、考えてみましょう!

特にご自身やご家族が、犬の困った行動のあとに何かしてしまっていないかに注目です。

そこに困った行動が増える原因が隠れているかもしれませんよ!

犬にとって「得するもの」は意外なものも・・・?

おかしいなぁ、うちの子が甘噛みしたときは遊ばず叱ってるんだけど、甘噛みが増えている気がする・・・

こんな時は、人は叱っているつもりでも、犬にはそう伝わってない可能性があります。

叱っているつもりの声が、犬は楽しく感じてしまう場合などです。

犬は言葉を持たない生き物ですから、言葉の内容ではなく、声のトーンで感情を読み取ります。

女性や子供の高い声は、犬にとって楽しく遊んでくれていると勘違いさせやすい音の一種。

こら!と言ったらなんだか目をキラキラさせて嬉しそう・・・

という場合は、まさにこれかも?

そんな場合は、叱るのではなく「知らんぷり」のほうが良いかもしれません。

なによりも適切な行動を見つけてたくさん褒めてあげて!

困った行動を気にするあまり、やってほしい行動や、やっても構わない行動を褒めてあげられていない場合が多々あります。

興奮して暴れる・吠える・噛むかわりに、お座り・おもちゃを持ってくる・大人しく目を見つめるなどの適切な行動(または困らない行動)をしたときこそ、褒めて構ってあげてほしいですね。

見逃しがちなおりこうポイントをたくさん見つけてあげられるのが、困った行動より適切な行動を増やし、犬との関係を良くするコツですよ!

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ドッグトレーナーの岡元です。
大阪で出張型 犬のしつけ教室をしています。

犬の行動が増減する原因には
人の行動が大きく関わっています。

まずは自分自身の行動を振り返ってみると
犬の行動の原因がわかるかもしれませんよ!