「人と犬の気持ちを大切に」がモットー!
ドッグトレーナー岡元です!

『何かを要求する吠えなどは、相手にせず無視すると良い。』

しつけについて調べたことのある方にとっては、良く聞く話かと思います。

でも試してみたけど、上手くいかない・・・なんてことありませんか?

実はそれって、無視しているつもりだけど、できていない可能性も。

 

犬にとって、飼主さんに無視されるというのは嬉しくないもの。

また相手から反応が無いのに、その行動を続けるのは、

無駄なエネルギーを使い続けること=やる意味のないこと。

ですので、要求吠えなどのして欲しくない行動を無視するしつけは

理論として正しい方法です。

 

ですが、犬は観察眼が鋭く、とても良く人間を見ています。

そのため、無視しているつもりでも

思わずチラッと目線を動かして犬の様子を見ただけで、

「あっ、こっちを見てくれた、反応してくれた」と思わせてしまい

犬にしてみたら、全然無視されていなかった・・・

なんてことが良くあるんです。

 

しつけにおいて「無視」を使うときは

「見ない」「声をかけない」「触らない」を徹底。

まるでそこに居ないかのように振舞います。

 

そしてもう一つ大切なのは、

吠えるのをやめて静かにしてくれた時など

望ましい行動をとったなら、しっかりと褒めてあげること。

 

ただ無視をするだけだと、

正しい行動(とって欲しい行動)が何かを教えられていないため、

何が求められているのか、犬にとって非常にわかりにくいんですね。

 

なお、吠えの原因がインターホンの音なら、音に対する反応を「吠え」から

「ハウスに入る」といった他の行動に変えて教えてあげるのも良い方法です。

 

して欲しくない行動にばかり目が行きがちですが、

して欲しい行動も、セットで教えてあげてくださいね。

 

 

大阪で出張型 犬のしつけ教室をしています。

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