以前開催したセミナーに来て下さったお客様から、ご相談いただきました。

今まですんなりサークルに入ってくれていた愛犬が、急に入らなくなっちゃった!とのことでした。

どうやら新型コロナの自粛の影響で、ご家族が自宅にいてシオン君の相手をすることが増えたのが、原因のひとつのようでした。

シオン君にしてみると、

「サークルの中で一頭でいるより、大好きな家族のいるお部屋に出ていたい!

だってサークルに入った後は、相手してもらえないもん!」

・・・というわけですね。

これ、クレートでも起こりがちです。

こんなときは、サークル内の価値をサークル外より高めるようにしてみると良いですよ~。

例えばサークル内にいるときこそ、美味しいものをあげたり、楽しく遊んでやるなどして、「中にいるほうがいいことがたくさんあるじゃん!」と思ってもらうわけです。

それと同時に、愛犬が見ていないうちにこっそり入ってほしい場所に、食べ物を少しずつ入れておくのも効果的。

「このサークルの中、美味しいものがいつのまにか出てくる!」とその場所自体を好きになってくれます。

絶対やっちゃいけないのは、無理に押し込めること。

最初は入ってもいずれ入らなくなりますよ~。

下手したら「嫌だ!」と噛むようになるかも・・・?

必ず自発的に入りたがる場所にしてあげてくださいね。

それとそもそもなのですが、「犬が一頭でいる時間」と「人といる時間」をバランス良くつくってあげるのが大切です。

お家にご家族がいると、どうしてもずーっと愛犬をかまってしまいがち。

極端だと、家にいる間、ずっと抱かれっぱなしの子もいます。

これをすると人と離れると不安で仕方なくなり、留守番できなくなってしまう可能性も。

一頭でいても平気だしリラックスできる。

家族と一緒でも楽しい。

そんな「変化に強い子」に育ててあげて、ストレス少なく生活させてあげてほしいですね!

この日は他に、お散歩でのお困りごとについてもアドバイスを差し上げました。

ラインテレビ電話相談の翌日、さっそく飼い主さんから、

「サークルもお散歩もうまくできました!

新型コロナが落ち着いたら、出張トレーニングもお願いしたいです!」とのご連絡が。

嬉しいご報告、ありがとうございました!

ドッグトレーナーの岡元です。

ラインを利用した
犬のしつけや接し方についての
テレビ電話相談をしております。

ご遠方の方にもオススメ!
詳しくは下記ページをご参考下さい!

>コロナ防止のための対面自粛とラインテレビ電話相談について