「人と犬の気持ちを大切に」がモットー!
ドッグトレーナー岡元です!

犬の吠えは、本来は普通の行動ですが、

都会では迷惑がられることも多く

改善の要望が多いものの一つです。

 

今回は、そんな吠えについて

掘り下げてみます。

吠える柴犬

 

吠えの3要素

犬の吠えには以下のような要素があります。

吠える強さ(声の大きさや激しさ)

吠える頻度(必ず吠えるか時々か)

吠える長さ(すぐ止むか吠え続けるか)

 

吠え改善のトレーニングを進めていくと、

これらの要素が

バラバラに改善していきます。

 

吠え声がおとなしめになったり、

特定の原因で毎回吠えていたのが

だんだん吠えない時が増えてきたり、

いつまでも吠えていたのが

止むようになったり。

 

どの要素が先におさまっていくかは、

犬によっても異なります。

 

 

気にしている要素以外は見逃しがち

人によって、気になる吠えの要素が

異なる場合があります。

 

同じ吠え声を聞いても、

吠え声の大きさの方が気になる人もいれば、

吠え続ける長さの方が気になる人も。

 

ここで問題になるのは、

人間は、気にしていること以外は

知らず知らずに見逃してしまう

可能性が高いということ。

 

声の大きさが気になる人は、

他の要素である吠えの頻度や長さが

少しくらい改善しても、

良くなったと感じない場合があるのです。

 

そうすると、本当は

だんだん改善しているはずなのに、

良くならないと思い込み、焦ったり、

モチベーションが下がったりしてしまいます。

 

そしてモチベーションが下がると

当然ながら、トレーニングにも

良い影響は出ません。

 

 

必ず、それぞれの要素を観察して

改善しているのか?

本当に全く変わらないのか?

見極めが必要です。

 

 

大阪で出張型 犬のしつけ教室をしています。

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