「人と犬の気持ちを大切に」がモットー!
ドッグトレーナー岡元です!

うちの子、いつ見ても寝ているなぁ。

愛犬に対してそう感じたことは

ありますか?

 

ぐっすり眠る犬

飼い主さんの夢を見ているのかな?

犬は一日の大半を眠って過ごす

そんな風に感じるのも当然で、

犬は半日以上を寝て過ごします。

 

成犬なら平均12~14時間、

子犬や老犬はもっと長く、

18時間以上眠ることも。

 

もちろん個体差はありますが、

人間と比べると、とても長い

睡眠時間が必要なんです。

 

 

なんでこんなに寝るの?

犬がよく寝るのは、

野生時代の名残と言われています。

 

狩りや外敵から逃げるなど、

いざという時に力を発揮するために、

普段は体力を温存する必要が

ありました。

 

また、必ず狩りが成功して

食べ物にありつけるとも

限りませんでした。

 

そのため、平常時は

不必要なエネルギーを使わないように

寝て過ごす習性があったのです。

 

 

子犬の頃は良く寝かせてあげて

子犬を迎え入れたら、まず必要なのは

いったい何でしょう?

 

人とのコミュニケーション?

色々なものに慣らすこと?

トイレトレーニング?

 

 

もちろん、上記のどれも必要です。

特に色々なもの(人・犬・物・音など)に

慣らすのは、生後3~12週までが

一番適した時期と言われており、

それを過ぎるほど、難しくなっていきます。

 

※これについては、以下の記事を参照下さい。

>犬を様々な物に慣らして穏やかな生活を

 

 

しかし、子犬が

身体的・精神的に健康に育つには、

「質の良い睡眠」を取らせることが

とても重要なんです。

 

急いで色々教えなきゃ!と

寝ている子犬を、無理やり起こしたりせず、

起きている時間を上手く使って、

色々なものに慣らしたり、

しつけをしてあげてください。

 

 

睡眠には学習促進効果も

また、睡眠には

学んだ事を消化する(記憶として定着する)

効果もあります。

 

実際に、ヨーロッパでの研究で、

何かを学ばせた後、

「良く眠る犬のグループ」と

「眠らない犬のグループ」だと

良く眠るグループの方が、

学習速度が速かったという結果が

出たそうです。

 

 

質の良い睡眠が取れる

安心でストレスの無い生活環境

与えてあげるのも、

飼い主さんの大切な役目ですね!

 

 

大阪で出張型 犬のしつけ教室をしています。

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