「人と犬の気持ちを大切に」がモットー!

ドッグトレーナー岡元です。

下の写真はボーダーコリーの子犬、あさちゃん。

生後4ヶ月の女の子です。

ボーダーコリーの子犬、あさちゃん

お外のトレーニングから帰宅後に撮影。ボーダーコリーあさちゃん。

大型犬かつ元気溢れるボーダーコリー。

子犬のうちにしっかりしつけておかないと、お散歩で引っ張られたら大変です。

というわけで飼い主さんのご希望により、歩調を合わせて歩くのを目標に、基本から練習をすることに。

歩調を合わせて歩く前に基本のしつけや動作の練習!

まず最初は犬が自分で落ち着く練習!

歩調を合わせて歩くのが目標ですが、まずは基本のしつけや動作の練習からチャレンジです。

基本がしっかりしていないと、難しいトレーニングは上手くいきません。

最初は落ち着かせる練習です。

興奮中は人の言葉は届かなくなりますし、引っ張り、飛びつき、甘噛みの原因にもなります。

落ち着きを覚えてもらうのは、とても大切なトレーニングなんです。

ハウスから出すとき、必ずあさちゃんが落ち着いてから出すようにします。

ただし人が「待て!」と指示するのではありません。

どうすれば扉を開けてもらえるか、犬に考えさせます。

これをすることで、犬が自ら興奮を抑える練習になります。

やり方は、ハウスから出すときに、犬が大人しく座っていたり、扉から離れてじっとしてくれていたら、扉を開けるだけです。

犬が動いたら扉を閉めます。

これを繰り返すと、犬は大人しくしていなければ扉は開かないんだな、と学習してくれます。

根気勝負ですが、しっかりやれば、今後興奮した際に落ち着けるまでのスピードが変わってきます。

犬は必ず自分で答えを出します。

犬の能力を信じてあげてください。

扉を開けきるまで大人しくいられたら、「よし!」と褒めて出してあげます。

ちなみに練習中に犬が扉から離れるのは、興奮を落とそうとしているからです。

興奮の対象(この場合はハウスの出口)から離れることで、自ら落ち着こうとしているのです。

もちろん他に、人や犬に慣らす練習も重要です。

人や犬が怖いと、落ち着いてなんていられませんからね。

基本動作の練習で一緒に歩くための下地作り

次にお家のなかで、目を見てもらう練習や、手を追ってもらう練習をします。

これは人の意図を伝えやすくしたり、手で誘導しやすくするためです。

そしてお座りや待ても練習。

お座りや待ては、次に行う練習の下地となります。

これらができてから、リードをつけて人の横に座ってもらう練習をします。

いよいよ一緒に歩く練習!

まずは人の横に誘導し、ちょうどよい場所にきたらほめてごほうび。

いてほしい場所を伝えます。

つづいてその場所をキープしつつ歩く練習です。

人の横をキープするということは、つまり歩調を合わせて歩くということです。

はじめは難しくてうまくいきませんでしたが、努力の結果、飼い主さんもあさちゃんもどんどん上達。

あさちゃんも褒められてご満悦。

とてもスムーズにできるようになりました。

家の中でできたらお外でチャレンジ!

お家のなかで上達したらこんどはお外です。

外は誘惑も多く興奮しやすい環境なので、屋内よりはるかに難しいのです。

ところが、あさちゃんはお外トレーニング初回にて、いきなりお家の中でできたことを全部クリア!

飼い主さんの横に座るのもすんなり。

そのまま歩調を合わせて歩くのも、まだ距離は短いもののいきなり成功しちゃいました。

さすがあさちゃんと飼い主さん、息ピッタリです!

そんなあさちゃん、先輩犬のひまちゃんが一緒だと遊びたくて大興奮してしまいました。

でもそれも、いったん落ち着くと冷静に飼い主さんの言うことを聞けました。

ひまちゃんがすぐそばにいるのに、ちゃんと飼い主さんに合わせて歩けます。

あさちゃん天才!

興奮を抑える練習の成果ですね。

今後の成長が楽しみです!

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ドッグトレーナーの岡元です。
大阪で出張型 犬のしつけ教室をしています。

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