「人と犬の気持ちを大切に」がモットー!
ドッグトレーナー岡元です!

お散歩中の引っ張り改善トレーニングに

伺った時のお話です。

引っ張り防止トレーニング中

※今回、写真を撮ってないので、

 上記はすでに引っ張り改善済みの別の子の画像です。

 

引っ張りが起きる原因

かつては犬がリーダーになっているからだと

言われていました。

 

最近では、ただ単に

犬のほうが歩く速度が速いからだとか、

前にばかり気がいってしまうからだとか、

引っ張ると好きな方向に進めると

覚えてしまったからだ、

と言われています。

 

 

今回ご依頼頂いたのは

大型犬の男の子でした。

 

その子の場合、お散歩に興奮して

とにかく先に進もうとしてしまい

飼い主さんが、常にグイグイ

引っ張られてしまっていました。

 

犬が飼い主さんに、

ほとんど気を払っておらず

意識が前方にばかり向かっている状態です。

 

 

そこで、犬の名前を呼んで

目線を合わせてもらう

アイコンタクトを練習し、

散歩中も、名前を呼んで声かけして

犬が飼い主さんの方を見たら褒める

というトレーニングをしました。

 

これは犬に、前方ばかりでなく、

飼い主さんの方にも意識を

向かわせるのが狙いです。

 

意識が飼い主さんの方に向いていると

気になるものばかりに進んでいきません。

 

繰り返し練習していると、

名前を呼ばなくても、

だんだん犬が自ら

飼い主さんをチラッチラッと

見る素振りが見え始めました。

 

そこも褒めポイントです。

犬の自発的な行動を褒めるのは

正しい行動を教える早道です。

 

 

また、おうちの外に出た途端に

大興奮してしまうので、

お家を出る前に

いったん落ち着かせてから

散歩に行くようにしました。

 

興奮している間は

お散歩に出ないでしばらく待ちます。

そのうち犬が

「あれ? お散歩じゃないの?」

と疑問符を浮かべ、大人しくなります。

 

そうしたら、ようやくお散歩に出ます。

しかしここで、再度興奮が高まると思います。

その場合は、またお散歩に出るのを中断し

興奮が収まるのを待ちます。

このようにして、落ち着いた状態じゃないと

外に出られないと教えます。

 

犬の興奮が最高潮にある時に

何か言っても、耳に入りません。

興奮が高まる前の段階で

早めに対処しておくのがコツです。

 

 

引っ張り改善のトレーニングにも

様々な方法があります。

今回はひとまず、この方法でアプローチです。

 

これらは比較的簡単に試せる方法ですので、

もし、うちの子、引っ張りがあるなぁ・・・

と思われましたら、

一度試してみてはいかがでしょうか。

もちろん、性格やそれまでの習慣によって

効果は異なりますけども。

 

 

お散歩中の引っ張りも

長く習慣化すればするほど

治すのが難しくなります。

 

早めの対処ができるよう、

頑張ってみてください!

 

 

※以下のお客様の声ページにて、

 引っ張りが改善した事例をご覧頂けます。

>お客様の声

 

 

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