パソコンを見るダックスフンド

犬の育て方やしつけについての情報は、今やどこでも手に入る時代。

ですがその分、多すぎる情報に惑わされ、混乱する方が本当に多いです。

特にネットは珠玉混合。

質の良い情報もあれば、悪い情報もあり、判断しづらいです。

そこで今回は、いったいどの情報を信じれば良いのか?

その判断方法についてお話します。

まずネットでは、犬の専門家ではない人が書いているものや、あまりに古くて説が変わっているものがたくさん混じっています。

もちろん、それら全てが間違っているわけではありません。

ですが、誰がいつ書いているかわからないものは、文章に責任を持つ必要がないので、どうしても信憑性に欠けます。

また同じ人が書いていても、古いものと新しいものでは、内容が変化していたりします。

研究が進んだり、著者の経験値が上がることで、進歩したり意見が変わるのは当然起こり得るからです。

ネットで情報を読む際は、少なくとも「どんな人が書いているか?」と「いつ書いているか?」が明確なものを選択して下さい。

また、たとえプロでも、人によって言っている内容が真逆だったりします。

実は、家庭犬のしつけ方法は確立されておりません。

研究が進んで新たな方法が作られていくだけではなく、流行り廃りやそれぞれの主義主張もあったりと、意外に曖昧なんです。

さらに同じ内容でも、言い回しが違うだけの場合もあります。

ですので、あっちではこう書いてあったけど、こちらでは違う・・・

といったことが多々あるんです。

ですが、基本的にプロの書くものは、どれが嘘ということはあまりありません。

その方法でしつけに成功した経験があったり、しっかり勉強した結果書いてあるものだったりするのが普通です。

じゃあ余計どれを信じたら良いかわからないじゃん!

と思われるかもしれませんが、

「読んでいて納得できるな」とか、「この人の考え方は共感できるな、好きだな」「正直に書いてあるな」と感じる書き手の文章を、選んで頂けると良いかと思います。

たとえ正しい情報・やり方であっても、ご自身が「納得できないな」「やりたくないな」「なんか嫌だな」と思ったものは続けられないからです。

そして納得できる、好きだと感じるものが見つかったなら、しっかり根気よく、その方法を試してみるのが良いと思います。

犬の性格によっても合う方法は違ってくるので、「愛犬に合うだろうか?」とか、「どう過ごしたいか?」も情報選択の判断基準に入れられると良いです。

もちろん、出張しつけを依頼したり、教室に通ったりされる際も同じです。

犬の世界だけではなく、あらゆることについて、今は本当に情報が多すぎる時代です。

だからこそ、ご自身で取捨選択できる力が必要。

そんな時、「直感」や「好き」といった感覚や気持ちに素直になるのは、案外大切です。

一見曖昧に思えるかもしれませんが、自分に合っていたり、本質を見抜いていたりするものですよ。

人と犬の気持ちを大切にがモットー!
ドッグトレーナー岡元です!

大阪で出張型 犬のしつけ教室をしています。
子犬のしつけ、困った行動の改善など
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