叱らなくても上手くいくんですか!?と半信半疑だった飼い主さん。トレーニングを始めてみると、次々に困った行動がおさまった!
ゴールデンドゥードルのファシィーちゃん。
トレーニングに参らせていただいていた当時は、6ヶ月の子犬ちゃんでした。
「飛びついて甘噛みしてくる。噛む力も強くなってきた・・・。」
「おすわりやおいでをさせようとしても、言うことをきかない・・・。」
とのご相談でした。
飼い主さんは、他の犬のプロの方から、叱るしつけを教えてもらっていたのですが、どうしても上手くいかず、困り果てて僕にお電話をくださいました。
そこで僕が提案したのは、叱らないしつけや接し方です。
電話越しでは「叱らずに上手くいくんですか!?」と半信半疑だった飼い主さん。
ところが実際にトレーニングを始めてみると・・・
なんと、叱っても解決しなかった問題が、どんどん改善していったのです!!
叱るだけでは根本的な解決にならない。犬の困った行動には犬なりの理由がある!
飛びつきや甘噛みは、子犬が興奮してやりがちな行動です。
その行動を止めさせようとただ単に叱っても、余計に興奮させるか、かまってもらえた!と勘違いさせるだけ。
もし叱ることで表面上は問題がおさまったとしても、「この人怖い・・・」と犬との関係を知らずに悪化させてしまうケースが後をたちません。
犬が困った行動をするときには、必ず何らかの理由があります。
なぜそのような行動に出るかを考え、根本的に解決してやらないと、犬との良い関係など作れないのです。
おすわりやおいでができないのは、犬が人をバカにしているからではない!
また、ファシィーちゃんがおすわりやおいでができないのは、単純に練習が足りないのが原因でした。
これも、例えば「犬が自分をバカにしているからできないんだ」などといったあり得ない思い込みをしてしまうと、原因に気づけなくなってしまうんです。
人の思い込みって、本当に怖いんですよね。
飼い主さんに上記の内容を伝え、一緒に練習していただいたところ・・・
おすわりもおいでも、あっと間にできるようになりました!
叱らないしつけ・接し方に変えていただいたおかげで、問題がおさまり、どんどん良い関係に!
トレーニングが進むごとに、飼い主さんのファシィーちゃんに対する接し方が変わっていき、どんどん良い関係ができてきました。
本当はとってもファシィーちゃん想いだった飼い主さん。
無理して叱るしつけを続けなかったため、飼い主さんご本人の笑顔も増えていきました。
「うまくいかない・・・なんか変だな・・・」
そう思った時点で早めにご相談をいただいて、本当に良かったです!
ファシィーちゃん、飼い主さん、これからも楽しく過ごしてね!!
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