犬のお皿を触ろうとすると、お皿を守るために怒って唸る子がいます。

無理にお皿を取り上げると、噛まれる可能性も。

ですが、これっておかしなことなのでしょうか?

ご飯を食べるラブラドールレトリバー

人がやられて嫌なことは犬も嫌!

自分のものを取られるのは、人間だって嫌ですよね?

例えば、ご自身のお財布や携帯を、目の前にいる人が急に奪おうとしたら・・・

「なにすんの!」といって奪い返したり、反射的に手を出して相手を制するはず。

この「なにすんの!」が犬だと唸り。

思わず手を出すのが、噛みつきです。

つまりある意味、犬は当然の反応をしているだけなんですね。

まずは、そこをわかってあげるべき。

特に食べ物は、生きるために必要なとても大切なもの。

お皿は、その食べ物と結びついて記憶しているため、守ろうとする犬が多いんですね。

子犬のうちから無理せず慣らしてあげて

とは言え、お皿を触らせてくれないのは困りますよね。

ご飯を与えられなかったり、食べ終わってもお皿を回収できなかったりするかもしれません。

ですので、できれば子犬のうちから、人がお皿を触っても平気でいられるように、無理なく慣らしてあげる必要があるんです。

ご注意頂きたいのは、唸っている=嫌がっているのに、それを無視してお皿を触って慣らそうとしないこと。

それは、しつけでも慣らす練習でもなく、単なる嫌がらせです。

もし、唸るけれど噛まなかったとしても、ただ犬は我慢しているだけ。

いずれ我慢の限界が来てしまいます。

それでは、嫌がらせにならない慣らし方とは?

次回は、具体的な慣らし方についてお話致しますね。

人と犬の気持ちを大切にがモットー!
ドッグトレーナー岡元です!

大阪で出張型 犬のしつけ教室をしています。
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