トイレトレーニングについて、「サークル(柵)の中にいるときはトイレを成功するのに、そこから出すと失敗してしまうんです・・・。

柵の中なら成功するので、たぶんトイレはわかってると思うんですが・・・」というお話をよくお聞きします。

こういったお話をお聞きしたとき、「トイレトレーニングはしましたか?」とお聞きすると、「していないけど勝手に覚えた」とおっしゃる方が多いです。

この場合、残念ながらトイレを覚えているわけではありません。

トイレを覚えていないのに、サークル(柵)などの狭く囲われたところなら、なぜ特に教えなくてもトイレを成功することが多いのか?

これは犬の習性に関係があります。

本来犬は「自分の寝床で排泄したくない(汚したくない)」、また「できれば寝床から離れた所で排泄したい」という習性があります。

寝床を排泄物で汚してしまうと病気の原因になるし、もし野生なら敵の動物に匂いなどで見つけられてしまう可能性があるからです。

サークル(柵)の中で、寝床とトイレぐらいしかスペースが無い場合は、自然と寝床を避けてトイレで排泄するため、あたかもトイレを覚えているかのように見えるんですね。

サークル(柵)から出すと、途端にトイレを失敗してしまうのは、このためです。

そもそも犬は、元からトイレシーツやトレイの上で排泄する習性があるわけではありませんし、人が勝手に作った「トイレ」を排泄場所として認識するわけでもありません。

きちんとトイレトレーニングをして、飼い主さんがトイレを教えてあげる必要があると知っておきましょう!

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