お預けと待て。

どちらも犬を待たせることです。

ですが、似て非なるもの。

個人的には「お預け」は特に必要なし。

「待て」は必要。

そう考えています。

ご飯時の「お預け」よりも普段の「待て」!

お預けって本当に必要?

ご飯を眼の前にしばらく待たせる「お預け」。

本当に必要でしょうか?

人の言うことを良く聞く犬になる?

果たしてそうでしょうか。

お預けできても、普段は待てない・・・

「ご飯の時は待てるけど、普段はできないんです。」

これめっちゃたくさん聞きます。

犬は賢い動物。

状況判断はバッチリです。

ご飯の時ばかり練習すると、見事に「ご飯が無ければ言うことは聞かない子」に育ちます。

お皿を置くまでの間に、飛びつかないようにさせる必要はあるでしょう。

でもお皿を置いてから、長々待たせる必要は特にありません。

もしご自身が、ご馳走を前に長時間待たされたら・・・

イヤじゃないですか?

まして空腹時だと、イライラするだけですよね。

「待て」の重要性とは?

ご飯時のお預けではなく、普段「待て」ができるのは大切です。

横断歩道での「待て」は、愛犬の命を守ることに繋がります。

他の犬に突進させず「待て」できれば、事故防止に役立ちます。

危険な衝動を抑えたり、回避できる。

これが、犬を待たせる本来の理由です。

もちろん、それなりの練習量は必要ですが。

愛犬の安全のためにも

いつでも「待て」できるよう、練習してあげましょう!

「人と犬の気持ちを大切に」がモットー!
ドッグトレーナー岡元です!

大阪で出張型 犬のしつけ教室をしています。
子犬のしつけ、困った行動の改善など
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