「人と犬の気持ちを大切に」がモットー!

ドッグトレーナー岡元です。

今回ご紹介するのはトイプードルの六三郎くん。

生後3ヶ月の男の子です。

パピートレーニング(子犬向けトレーニング)で様々なことをお勉強中です。

今回はパピートレーニングの中から、ハウスのトレーニングについてご紹介します。

最初はハウスに入りたがらなかった六三郎くんにどう教えたか?

なぜハウスが必要なのか?

といったことをお話します。

トイプードルの六三郎くん

僕がハウス好きになった方法や、なぜ大切かについてお話するよ!

子犬のうちにハウス好きになってもらおう!

最初はハウスに入らなかったのに!

六三郎くん、最初はハウスに入ろうとしませんでした。

ところが今は、自分から好んでハウスに入るように。

もちろん飼い主さんのかけ声でも入ってくれます。

そしてハウスの中でリラックスできています。

なぜ最初は入りたがらなかったハウスを好きになってくれたのでしょう?

ハウス好きになってもらうには?

ハウスを好きになってもらう方法は、実はそんなに難しくありません。

犬が気づいていないうちに、こっそりハウスの中にフードを入れておくだけです。

犬はやがてフードに気づき、中に入って食べてくれます。

フードを食べて出てきたら、また犬が気づいていないうちにこっそりフードを追加します。

これを繰り返すと、犬はハウスを「知らないうちにフードが出てくる素敵な場所」と認識します。

そして「またフードがあるのでは?」と期待し、何度も自らハウスの中をチェックするようになります。

犬に気づかれないようにフードをしかける理由は、人が入れていると気づくと、フードを入れてくれるのを待つようになってしまうからです。

そのため「フードはここだよ」と教えたりせず、犬が自分で気づくのを待ちます。

怖がりさんでも安全だと認識すると入るようになるので、焦らないで犬自身に克服させてあげてください。

扉を閉めたり号令をつけるのは、犬が自ら頻繁にハウスに出入りするようになってから。

つまり犬にとってお気に入りの場所になってからです。

六三郎くんの場合は、こっそりフードをハウスに入れ始めた翌日に、自分のオモチャをハウスの中に引き込んで遊んでいました。

これはハウスを好きになりはじめたサインです。

ところでハウスってなんで必要なの?

ハウスは犬にとって「自分のお部屋」のようなもの。

落ち着ける場所を与えるために必要です。

常に人と一緒にいてベタベタされていると、犬の気質は不安定になります。

人間がいないと不安で一匹ですごせず、留守番できない犬に育ってしまうのです。

また入院や避難など、家族から離れてすごさざるを得ない事態が起きる可能性もあります。

ハウスで一匹でリラックスできる子とできない子では、犬のストレスにも大きな差が出てしまいます。

人と離れてもへっちゃらな犬に育ててあげるのが、飼い主さんの責任です。

そのためにも、ハウスを犬の好きな場所にしてあげてほしいのです。

こっそりフード作戦でハウス好きの犬に育てよう!

ハウスのトレーニングでは、フードを投げ込み「ハウス」と言って中に入らせるのが一般的です。

ですがこの方法だと、必ずしもハウス好きの犬にはなりません。

イヤイヤ仕方なくハウスに入るようになる場合も・・・。

先に書いたとおり、ハウスは犬の好きな場所にしてあげるべきです。

しかもこっそりフード作戦は、他の方法より楽にハウスを教えられます。

実際に、六三郎くんも含めた複数の飼い主さんから「いつの間にかハウスを覚えてくれた!」というご報告をいくつも頂戴しています。

ぜひ子犬のうちに、こっそりフード作戦でハウス好きの犬に育ててあげてくださいね!

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ドッグトレーナーの岡元です。
大阪で出張型 犬のしつけ教室をしています。

こっそりフード作戦、いかがでしょうか?

そんな簡単な方法で!?
と思うかもしれませんが、
本当にハウス好きの犬になってくれますよ。
ぜひお試しくださいね!

また、愛犬についてお悩みでしたら、
お気軽にご相談くださいませ。