「人と犬の気持ちを大切に」がモットー!
大阪の出張ドッグトレーナー岡元です!
怖がりで抱っこやお散歩ができなかった、チワワのウィル君続報。
これまでのトレーニングで、抱っこもでき、獣医さんの往診も無事済んで、ついにお散歩デビューもできました!
これまでのお話はこちら
飼い主さん側の感情の変化
しかしながら今までは、僕がいるときは抱っこできるものの、飼い主さんだけだとなかなか成功しなかったんです・・・。
が、しかし!!
今回ご訪問させて頂いたところ、なんと飼い主さんだけで抱っこできるようになっていました!!
ウィル君は、顔周りに人の手が伸びてくるのを怖がるところがあり、そこはまだまだ克服していかないといけません。
ですが飼い主さんの抱っこのやりかたが上手で、さっと素早く、苦手な顔の方からではなく、身体の方から抱き上げられていました。
特別怖がりの犬ではなくても、抱っこや触られるのを嫌がる犬は、実は結構多いんです。
この抱き方だとストレスも少ないので、とてもナイスだと思います!
ご自身で抱っこできるようになったことで、飼い主さんにも自信がついた様子を感じられました。
犬と接する時は、飼い主さん側が不安だったり自信がなかったりすると、犬にもそれが伝わってしまいます。
すると、人もドキドキ。犬もドキドキ。それが悪循環になってしまうことも。
ですので、こういった感情の変化はとても大きな進歩なんです!
2回目のお散歩
さて今回は2回目のお散歩です。
初めてのお散歩より、長い距離を歩いてみましたが、しっかり歩けていました。
映像でも、後半は尻尾が上がり、どんどん先に進めています。
(荒い映像ですみません・・・)
途中、シャッターが風であおられて鳴る音に、ビックリして固まってしまったりも。
しかしそこで焦ってリードを無理に引っ張ると、余計に怖がらせてしまいます。
また、例えば逃げて元の方向に帰ろうとしたとして、一緒についていくのもよくありません。
「怖い音=逃げる」と覚えてしまい、今後何かあるごとに、家に一目散に逃げ帰るようになりかねないからです。
そうすると、お散歩がただのストレスになってしまいます。
飼い主さんには、どーんと平常心を保ってもらいます。
リードは引っ張らず、ウィル君に対して楽しそうな声掛けをして、元気づけてもらいました。
するとやがて、ウィル君自ら勇気を出して歩き出すことができました。
地道ですが、犬自ら考えて動けるようになったり、怖いものを克服できるのは、とても大切なんです。
ちなみに、前回のお散歩で通った道は、今回とてもスムーズに歩けていました。
飼い主さんいわく「ここでは普通のお散歩ができた!」とのこと。
普通に振る舞えるのって凄いことだし、ありがたいことでもあるんですよ!
怖がってたり緊張していたら無理ですからね。
試しにオヤツを与えると、パクパク食べてくれました。
緊張が過ぎると食べ物を受け付ける余裕が無くなります。
前回はそこまで勢い良く食べなかったので、これも良い変化です。
車道に出た時、車や自転車の音には敏感に反応しますし、まだまだ慣らさないといけないものはたくさん。
手も、お散歩も、大好きにさせてあげたいですね!
大阪で出張型 犬のしつけ教室をしています。
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