「人と犬の気持ちを大切に」がモットー!
ドッグトレーナー岡元です!

昨日の記事の中で

「犬に自発的に考えさせる」

トレーニング法を行っている、

と書きました。

 

※昨日の記事はこちら

>チャイムに吠えずにいられたよ!

 

 

犬に考えさせる・・・?

どういうこと???

と思われた方もおられるのでは

ないでしょうか。

 

犬だって色々考えてます!

オヤツやおもちゃなど

ご褒美を使ったトレーニングでも、

誘導するだけが

唯一の方法ではないんです。

 

 

例えば、複数頭の犬を

飼っている場合に、

他の犬のやることを見て

同じことをやり始める時が

ありますよね?

 

それは、自分なりに

「あいつのやってる事、いいじゃん」

と考えて、真似をするという答えを

出しているんですね。

 

これ、犬のしつけでも応用できます。

 

ごはん待ちの柴犬

「待たなあかんねんて。」「マジかー。食うてもええんちゃうの。」 「おあずけとかは真似せぇへんよな。」「真似ても得やないからな。」

 

二頭の犬を飼っていたとして、

片方の犬がお手をして来て

もう片方の犬は

特に何もしなかったとします。

 

その時、お手をした犬だけ褒めて、

ご褒美をあげてみます。

 

これを繰り返すと、

ご褒美を貰えない犬は、

「どうして貰えないんだろう?」と

考えるんです。

 

 

そして、色々行動を試すんですが、

ご褒美を貰えている犬の行動を

真似する場合があるんです。

(真似ではなく、偶然

 同じことをやる場合もあります。)

 

ここでは、自分の手を

人の手の平の上に乗せてみるという

行動ですね。

 

 

その時、初めてその犬にも

ご褒美をあげます。

 

すると、彼は、

「この動作(お手)をすると

 ご褒美が貰えるんだ!」と

学習してくれるわけです。

 

 

犬が考えて、答えにたどり着くまでには

時間がかかる場合もありますし、

犬たちの関係性や、性格によっても

有効でない場合があります。

 

ですが、ひとつの手段として

知っておいて損はないと思います。

 

 

ちなみに、今回は

「真似をして覚える」のを

ピックアップしましたが、

犬に考えさせる方法は

他にもたくさんあるんですよ。

 

以前紹介した「脳トレ法」も

そのうちのひとつです。

 

※参考

>脳トレ法で教えるベルちーん

 

 

誘導がダメなわけじゃない

別に、オヤツを使った誘導が

ダメと言ってるのではありません。

 

色々な方法を知っていると、

犬にアプローチする手段が増える

というだけです。

 

どんな方法が有効かは、

犬や教えたいことによっても

変わりますからね。

 

この方法しかないんだ!と決めつけず、

色々な可能性を考えてみましょう!

 

 

大阪で出張型 犬のしつけ教室をしています。

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