子犬を迎えたらシリーズ、その4です。
ワクチン接種も終わり、いざお散歩!
・・・の前に、ぜひやっておくべきことがあります。
首輪とリードに慣らすことです。
目次
首輪とリードに慣らそう!
わざわざ首輪やリードにも慣らさなきゃいけないの?
面倒くさい!
そう思われるかもしれません。
ですが、案外、首輪やリードを嫌がる犬は、たくさんいます。
首輪を見せると、ちょっと腰を引き気味にする。
装着時に首輪を噛んで抵抗する。
やたらとテンションが下がる・・・。
お散歩が好きでも、これでは可愛そうですよね。
装着時に暴れて、なかなか付けられないと、しんどいですし。
こうならないためにも、子犬のうちから首輪とリードを好きになってもらいましょう!
まずは首周りから!
首周りを触られるのを嫌う犬も、結構います。
そういった子は、先に首周りを平気にしましょう!
苦手な部位を触るのに慣らす時は、オヤツが大活躍します。
好きを感じる脳と、嫌いを感じる脳は異なります。
そしてその脳は、同時には働きづらいのです。
苦手なものに慣らす時、好物を同時に与えると、好きを感じる脳が優位に働きます。
すると苦手な感情が、好きで上書きされ、徐々に平気になっていくのです。
ただしオヤツは、大好きなものであるのが条件です。
「苦手なもの<好きなオヤツ」と、好きの方が上回らないと効果がありません。
次にリードを付けた首輪!
首周りを触っても平気になったら、次はリードを付けた首輪を用意します。
最初は首輪を見せつつオヤツを与えます。
近くに首輪があっても平気になったら、次は首輪を直接顔に当てます。
犬が自分から、首輪に首を入れてくれるようになるまで、練習します。
最終的には、犬が首を首輪に入れた状態で、しばらく待っていられるのを目指します。
人間側も、モタモタせず、さっと装着できるようにしましょうね!
まとめ、ストレス無くおでかけしよう!
まとめです。
まず首周り、次に首輪とリードに、犬を慣らしてあげましょう。
そうすれば、お散歩前の不要なストレスを減らしてあげられます。
ちなみに道具に慣らしても、お外を怖がる犬もたくさんいます。
知らない人や犬、初めての匂い、音、走ってくる鉄の塊。
犬目線で見ると、お外は怖いものだらけ。
ワクチンプログラムが終わる前でも、お外に慣らすことはできます。
子犬を抱いて、感染症から守りつつ、外の世界も見せてやって下さいね!
※前回までのシリーズ記事は、以下をご参考下さい。
人と犬の気持ちを大切にがモットー!
ドッグトレーナー岡元です!
大阪で出張型 犬のしつけ教室をしています。
子犬のしつけ、困った行動の改善など
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