こんにちは。

人と犬の気持ちを大切に!がモットー。

ドッグトレーナー岡元です。

下の写真は柴犬のショウくん。

だんじりがお家のすぐ近くを通るため、パニックになるかも・・・?

とのことで避難中の一コマです。

今回はショウくんを例に「人の心の持ちようが、犬と接する上でいかに重要か」についてお話したいと思います。

だんじりが来る前、余裕で寝そべっている柴犬のショウ君

だんじりが来る前。余裕の寝そべりポーズ。

犬が怖がるものから気持ちの上でも守ってあげるには

怖がるモノから愛犬を遠ざけつつ、気持ちをささえてあげる

ショウくん、だんじりの大きな音にびっくりしてしまいます。

犬の聴覚は人間の4倍以上。

驚くのも無理ありません。

そこでお家の扉や窓を閉めて、できる限り音が入らないようにし、奥へ避難。

一緒にいてあげました。

この時の人の態度がとても重要なんです。

人の不安は犬も不安にする

犬が怖がる場面では、「大丈夫?大丈夫?」と声をかけたくなると思います。

ところが人が心配そうな様子を見せると、犬はよけい不安になります。

なぜ犬も不安になるのか?ですが

人が心配しているときは、人自身が不安な気持ちになっています。

すると表情や仕草に、わずかでも不安な気持ちが出てしまいます。

犬はとても観察眼がするどい動物。

人のわずかな変化から、不安な気持ちを感じ取ります。

「飼い主さんが不安がるということは、もしかして危険な状況なのかも!?」

そう思い、犬も不安が増してしまうのです。

犬の不安を感じてまた人が不安になり、人の不安を感じてよりいっそう犬が不安になり・・・

これではいつまでたっても悪循環のままです。

人が態度で「怖がる必要はない」と伝えてやる

人が必要以上に心配する様子を見せると、犬の不安が増長されます。

ですので、「大丈夫?大丈夫?」などと普段しないような声かけや行動はあえてしません。

ただ平常心を保って、一緒にいてあげます。

言葉ではなく態度で「怖がる必要はないよ」と伝えてあげるのです。

ちなみにもし犬が怖がって体を寄せて来たなら、それを否定する必要もありません。

いつもどおり安定した気持ちのまま、優しく自然体で接してあげると良いです。

さてさてショウくん。

だんじりが最接近した時に、少し不安げな様子はありました。

ですがパニックにはならず、すぐに落ち着いてくれました。

「人が反応していないんだから、そんなに心配いらないんだな」

といった感じです。

犬と一緒にいる人のマインドって本当に大切なんですよね。

笑顔のショウくん

だんじり行っちゃった? 笑顔を見せてくれたショウくん。

飼い主さんは平常心を保って堂々と!

人の気持ちの安定は、愛犬にも安心感を与えます。

犬が不安そうな場面ほど、飼い主さんは平常心でどーんと構えていてください。

もちろんあまりにも怖がる場合は、そのモノに近づける必要はありません。

慣らす必要のあるモノならば、無理せず時間をかけて慣らせば良いです。

その場合も飼い主さんは平常心を保って。

堂々とした態度で、犬を安心させてあげられる飼い主さんになってあげてくださいね。

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不安な気持ちをほぐすお手伝いを。
ドッグトレーナーの岡元です。

大阪で出張型 犬のしつけ教室をしています。
犬との暮らしでは人の気持が重要です。

僕も愛犬に悩んだ過去があります。
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